「乳香」とは香料の1種で、その乳白色から付いた名です。
原料はカンラン科ボスウェリア属の樹木から採取された樹脂で、精油としても利用されます。
「フランキンセンス」の名で知っている人もいるでしょう。
エジプトの墳墓の副葬品や、新約聖書の記述など、人類の歴史と文化に深く根付いたものです。
ここでは、「乳香」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「乳香」のスピリチュアルでの象徴や意味
「乳香」のスピリチュアルでの象徴や意味
宗教的な儀式に利用された香料であり、神聖さや現世ならざるものとの接触、そのパワーが得られた事を意味します。
人間の歴史を象徴するものである事から、再生と発展も表します。
「乳香」のスピリチュアルメッセージ
「乳香」のスピリチュアルメッセージ
「乳香」そのものや、その精油を目にしたり、香りを嗅ぐ事がメッセージとなります。
アロマとして自分で意図して使う場合も、身近な人からふと香る場合も含まれます。
夢の中で感じた場合は、一層魂の深い部分で感知した状態です。
「乳香」のスピリチュアル的な解釈
「乳香」のスピリチュアル的な解釈
「乳香」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「乳香」いい意味での解釈
「乳香」いい意味での解釈
神聖さによって、悪しきものが遠ざけられた状態と解釈できます。
気分の落ち込みが癒され、パワーを得られた状態であり、今まで何故か上手くいかなかった事も、突破できるチャンスです。
また、再生の力が高まっている事から、アンチエイジングの効果が出やすいでしょう。
「乳香」悪い意味での解釈
「乳香」悪い意味での解釈
「乳香」の香りが単に好みではないというだけでなく、不快感や気分の落ち込みを伴う場合、悪いメッセージの場合があります。
1つは、神聖さによって、あなたの心にしまい込んでいる、罪の意識が呼び起こされた状況です。
他に、感覚が鋭敏化され、先に起こる気がかりな事が強く意識されています。
魂が活性化された事で、魂の求める事と違う現在の振る舞いに、違和感が生じているとも解釈できます。
いずれの場合も、原因となる問題点が露わになった事による不快感です。
放置すれば気分が落ち込むばかりですが、少しずつでも向き合い取り組む事によって、改善のきっかけに出来るでしょう。
まとめ
まとめ
「乳香」は、古くから利用されている香料で、神聖なパワーを持ち、人の歴史も内包した存在です。
良い意味としては、それらのパワーが得られ、悪しきものが遠ざけられた状態を表します。
悪い意味としては、あなたの罪の意識や、魂の違和感が掘り起こされた状態です。
正しく向き合う事で改善のきっかけに出来るでしょう。