古代に仏教が日本に伝わって以来、信仰されてきたのが観音様です。
インド仏教のアヴァローキタスヴァラ(avalokitasvara)が漢訳されて観世音菩薩や観自在菩薩となり、日本では通称で観音様と呼ばれて来ました。
観音様の正体やスピリチュアルなご利益とは何か、そしてご利益を得る方法などもご紹介します。
「観音様」のスピリチュアルでの象徴や意味
「観音様」のスピリチュアルでの象徴や意味
観音様は「観音経」や「般若心経」に現れる菩薩で、如来に昇華する修行をしている存在です。
観音様は自身の心を自在に制御でき、世界を観察できる10の力を持つと言います。
その力とは寿自在、心慈山、財自在、業自在、生自在、勝解自在、願自在、神力自在、智自在、法自在の10種。
観音様は人々を救済するため、人間の姿に応じて老若男女や政治家や鬼など三十三の姿に変化できる存在です。
また基本となる姿は聖観音ですが、千手観音などの多様な姿で知られています。
そんな観音様を拝むことで辛苦が取り除かれ、災難除け、無病息災、延命長寿、恋愛成就、夫婦円満など、多彩なご利益が得られ、観音様の10の力を得ると信じられて来ました。
得に艱難辛苦が多い人生の人には、観音様の守護が付くと言われています。
「観音様」のスピリチュアルメッセージ
「観音様」のスピリチュアルメッセージ
もし観音様に拝んでご利益を得たいと思うなら、「あなたの艱難辛苦を取り除くよ」とか「願い事を叶えるよ」というメッセージです。
ぜひ観音様を拝む機会を得てみましょう。
「観音様」のスピリチュアル的な解釈
「観音様」のスピリチュアル的な解釈
古来より観音様のご利益を得る方法が、日本には多彩に存在していました。
その方法を組み合わせていくことで、ご利益を高めることになるでしょう。
「観音様」いい意味での解釈
「観音様」いい意味での解釈
各地で観音様を祀っているお寺に足を運び、祈願するのが一番良いことです。
日本三大観音である東京の浅草観音、愛知の大須観音、三重の津観音など、至る所に存在しています。
また全国にある三十三カ所観音霊場を巡り歩くことで、観音様の霊力を得て幸福に導かれるとのことです。
てっとり早くご利益を得るなら、何らかの観音像や御札を部屋に飾って拝んでみてください。
自分の目線より高いところに配置し拝むだけでも良いですが、身を清めてから観音様の真言や観音経を唱えると願いが届きやすいと言います。
観音様ごとに違った真言があるので、それを用意する必要があるでしょう。
また観音様のお守りを身に付けて行動するのもおすすめです。
「観音様」悪い意味での解釈
「観音様」悪い意味での解釈
もし観音像を手に入れても三日坊主で拝まなくなったり、ホコリまみれや破損した状態を放置しては、ご利益を得ることはできないでしょう。
まとめ
まとめ
観音様とは艱難辛苦を取り除き、願い事を叶えてくれるありがたい仏様なのでした。
拝むことで観音様の10の力の片鱗を得られたら、きっと人生は好転するはずです。
お近くの観音様のお寺にお参りしたり、お守りを手に入れて人生を変えてみてください。