きちんと分けてあるものは、やがて混じり合います。
これは「エントロピーの増大則」と直観的に繋がり、科学的にも違和感のないものです。
一方、時間が経っても「分離」が続くものは、科学の隙間を埋める、スピリチュアル的な現象としての解釈が近道です。
ここでは、「分離」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「分離」のスピリチュアルでの象徴や意味
「分離」のスピリチュアルでの象徴や意味
「分離」は意味そのものと考えられます。
何かの「分離」は、他の「分離」を象徴的に表します。
より具体的には、運命的な別れの場合が多いでしょう。
現在の運命から分かれる事であり、そこには仕事や立場などの環境要因や、恋人や家族など人的な要因も含みます。
一方、「別れは出会いの始まり」とも言うように、新たな運命と合流する前段階でもあります。
「分離」のスピリチュアルメッセージ
「分離」のスピリチュアルメッセージ
様々なものとの「分離」によって、メッセージは表れます。
大きなメッセージとしては、年齢の区切りやライフステージの切り替わり、離婚による関係が分かたれる場合などです。
小さな意味では、分かれ道に差し掛かったり、いつも使っているアクセサリーの台座と石が離れたり、割り箸が理想的な割れ方をする場合などもメッセージです。
「分離」のスピリチュアル的な解釈
「分離」のスピリチュアル的な解釈
「分離」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「分離」いい意味での解釈
「分離」いい意味での解釈
その「分離」に直面した時、多少の悲しさはあっても、すぐに気持ちが立ち直り、その後の期待感が高まるような場合は、良い意味と解釈できます。
この時、今までの運命は、あなたの成長によって役目を終えたが故に、自ら離れたのです。
あなたのためになってくれた古い運命への感謝を忘れず、積極的に励んでいく事で、新しい運命でも良い成長が出来るでしょう。
「分離」悪い意味での解釈
「分離」悪い意味での解釈
「分離」によって大きく気分が落ち込んだり、とても受け容れがたいという気持ちが強く残る場合、悪い意味になります。
これは、今までの運命とあなたとの相性が悪く、これ以上その流れには沿えなかった事を表します。
まだ乾いていないけれど、上手い形にならなかったカサブタのようなもので、中途半端に剥がれてしまった状態です。
この場合、運命のモラトリアム、つまり、次の運命の流れに辿り着けていない非常に不安定な状態になっています。
近くの人と繋がる事で不安は解消出来ますが、よく選んでいなければ、結局新たな「分離」に至る可能性が高いでしょう。
このような時は慌てず、不安定を楽しむ心づもりで自分を見つめ直せば、運命の流れにいつの間にか乗れているのです。
まとめ
まとめ
「分離」は、物理的、概念的な「わかれ」によるメッセージで表れ、運命の流れが切り替わるという意味です。
良い意味としては、充分な成長を経て、新たな運命に辿り着けた状態と解釈できます。
悪い意味の場合、運命の狭間、先が決まらない不安が強まった状態です。
このような時は、心の余裕を持ち、自分を見つめ直す事で、新たな運命の流れに乗れるでしょう。