瞑想などの文脈で、「シータ波」という言葉を耳にする事があります。
脳波の1つである事は何となく分かると思いますが、一体どのようなものなのでしょう。
ここでは、「シータ波」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「シータ波」のスピリチュアルでの象徴や意味
「シータ波」のスピリチュアルでの象徴や意味
脳波には、周波数順にデルタ、シータ、アルファ、ベータと分類して名前が付けられています。
完全に切り替わるのではなく、精神状態に遭わせてそれぞれの配分が変わっていきます。
アルファ波優勢ならリラックス状態、ベータ波は通常の覚醒状態、ガンマ波は高次の精神活動、そして「シータ波」は瞑想状態の時に優性となります。
すなわち、内面に意識が向き、スピリチュアルな感性が高まった状態です。
他に、「シータ波」が海馬に伝わると、ニューロンの分化が促進される、つまり「学びが定着しやすい」状態になります。
「シータ波」のスピリチュアルメッセージ
「シータ波」のスピリチュアルメッセージ
瞑想時などに、「シータ波」をイメージ出来た時、その感情などにメッセージは顕れます。
極度の集中による学習効率の高まりとして顕れる場合もあります。
「シータ波」のスピリチュアル的な解釈
「シータ波」のスピリチュアル的な解釈
「シータ波」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「シータ波」いい意味での解釈
「シータ波」いい意味での解釈
深く瞑想でき、心が落ち着き、自己との対話が進むような時は、良い意味です。
「シータ波」が上手くコントロール出来ており、感性が開いています。
いわゆる「勘」が鋭くなっており、物事に取り組む時、運命の流れに沿った良い判断が出来るでしょう。
また、学習の能力も高まっているため、試験勉強などがよくはかどります。
勉強前に瞑想し「シータ波」を高めるルーチンを作ると、実感を持ちながら、効果的に学べるでしょう。
この時、「何時間やったか」ではなく、「どれだけ学べたか」という視点で進捗を管理する事が重要です。
テキストとノートの2点往復で済むところに、時計が混ざれば、集中力が途切れます。
「シータ波」悪い意味での解釈
「シータ波」悪い意味での解釈
瞑想しても「シータ波」が出ているという実感が持てず、何かと気が散り、しばしば気がかりな事を考える場合は、そもそも「シータ波」が優勢にはなっていません。
瞑想は現実逃避の手段ではありません。
最優先の事があるなら、それは片付けましょう。
それが終わり、ホッとした瞬間の10秒だけ、5秒だけ、と瞑想する事で、「シータ波」を高めていけます。
その時間も持てない、人のあらゆる時間に仕事が詰まっている、というのは、経営ファンタジーに毒されています。
現実は、もっと緩く人間的です。
まとめ
まとめ
「シータ波」は、瞑想時に高まる脳波で、学習効果も高めるとされます。
上手く高められれば、瞑想により感性が開き、学習もよく進みます。
集中出来ない場合は、最優先事項を片付け、ごく短時間の瞑想から始めてみると良いでしょう。
どこかしら、そのための時間はあるものです。