「八雲」とは、幾重にも折り重なった雲を意味します。
「八雲立つ」というのが出雲の枕詞になっている事からも、神話の時代に関わりのある言葉です。
ここでは、「八雲」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「八雲」のスピリチュアルでの象徴や意味
「八雲」のスピリチュアルでの象徴や意味
「八雲」は日本神話に象徴的に使われる言葉です。
素戔嗚尊が詠んだ日本初の和歌「八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣作るその八重垣を」に顕れます。
歌の意味としては、「八雲立つ出雲の地に、妻(奇稲田姫)と平和に過ごせる国を作ろう」といった意味になります。
ここから、日本に根付き、守る神の力を象徴します。
「八雲」のスピリチュアルメッセージ
「八雲」のスピリチュアルメッセージ
「八雲」に接した時の感情にメッセージは顕れます。
ここでいう「八雲」は、文字通りの形の雲以外に、地名や文章などで接した場合も含まれます。
「八雲」のスピリチュアル的な解釈
「八雲」のスピリチュアル的な解釈
「八雲」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「八雲」いい意味での解釈
「八雲」いい意味での解釈
「八雲」に接した時、温かみや安心感、落ち着いた感じ、水の音などを感じたなら良い意味です。
日本に根付く大地の気、神性のものが、あなたと親和して力を与えています。
今後、滞りなく運命が流れていくでしょう。
良くない事がある場合も、空の「八雲」によって覆い守られ加護は得られた事から、やがて解決していきます。
「八雲」悪い意味での解釈
「八雲」悪い意味での解釈
「八雲」に接した時、押し潰されそうな感覚、違和感、不安、息苦しさなどを覚えたなら悪い意味です。
日本という土地との縁が薄くなっており、守る力が上手く働いていません。
伝統的なものや運命に逆らうような、無理な生き方、道に外れた振る舞いはないでしょうか。
振る舞いを改める事で、落ち着いていくでしょう。
他に、あなたがよく「神頼み」し過ぎている場合は、「もう充分加護は与えている」というお叱りです。
神が助けるのは自ら努力する者で、棚からぼた餅のような幸運は魔が誘惑として持ち出すものです。
拝むために手を合わせていては、仕事は出来ません。
自分の努力で出来る事は全力で取り組み、神頼みは初詣程度に絞りましょう。
まとめ
まとめ
「八雲」は、素戔嗚尊が出雲について詠んだ時に顕れた言葉で、出雲の枕詞にもなっています。
良い意味としては、大地や神性のものから守られ、運命が良い流れになっている顕れです。
悪い意味としては、無理な生き方や過度に神頼みしている顕れです。
このような時は、振る舞いを改める事で改善出来るでしょう。