「雷神」とは、雷の神格化であり、日本では俵屋宗達の風神雷神図が有名でしょう。
天変地異の上位に位置するパワフルな存在ですが、スピリチュアル的にはどのような意味があるのでしょう。
ここでは、「雷神」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「雷神」のスピリチュアルでの象徴や意味
「雷神」のスピリチュアルでの象徴や意味
「雷神」は、自然信仰の延長線にあるものです。
古代ギリシャ神話のゼウスや、ヒンドゥー教のインドラなど世界的にも「雷神」に当てはまる神は様々ですが、いずれもパワフルで偉大という立ち位置です。
日本では、菅原の道真、いわゆる天神様が「雷神」としての側面を持つ他、『古事記』では死した伊弉冉から8柱の「雷神」が生まれるという描写もあります。
「雷神」は、落雷によって破壊や浄化をもたらす側面と、雨によって稲を実らせる稲妻としての側面を持ちます。
「雷神」のスピリチュアルメッセージ
「雷神」のスピリチュアルメッセージ
「雷神」に接した時の感情にメッセージは顕れます。
落雷に遭遇する場合もあれば、絵画や仏像、人が演じるものなどからメッセージを受ける場合もあります。
「雷神」のスピリチュアル的な解釈
「雷神」のスピリチュアル的な解釈
「雷神」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「雷神」いい意味での解釈
「雷神」いい意味での解釈
「雷神」に接した時、畏怖の感情、恐怖心と頼もしさ、さっぱりした気分、肩の荷が下りた、近くに落雷する、どことなくユーモラス、好ましい、などの感覚があれば、良い意味です。
「雷神」のパワーが厄落としとして働いており、あなたの悪いものが打ち祓われています。
一方、実りに繋がるパワーももたらされており、あなたが受験や仕事、農業などに熱心に取り組んでいた時、良い実りが得られるという予兆です。
尚、あなたに直接落雷したり、非常に間近で熱などを感じた、あなたの持ち物や家が破壊されたという場合も良い意味です。
極めて強い浄化の力で、運命が大きく切り替わったという顕れであり、落雷によるダメージ以上の幸せが舞い込むでしょう。
「雷神」悪い意味での解釈
「雷神」悪い意味での解釈
「雷神」に接した時、心の底からの恐怖、不気味さ、極度の不安、凶悪そうに見える、滑稽で馬鹿らしいといった感情が湧くなら悪い意味です。
あなたのパワーは弱まっており、「雷神」による荒っぽい禊ぎに耐えられません。
このような時は、「雷神」ではなく、もう少し和やかな神格に頼ると良いでしょう。
また、特に願う事もないのに、「雷神」に接するのも良くありません。
美術品的興味がある場合も、無闇に騒ぎ立てず、礼儀の心を持ちながら接しましょう。
まとめ
まとめ
「雷神」は、雷の神格化で、様々な宗教で崇められています。
破壊や禊ぎの意味と、実りの意味を持ちます。
良い意味としては、悪いものが祓われ、努力が実を結ぶという予兆です。
悪い意味としては、荒っぽい禊ぎのパワーにあなたが耐えられない状態です。
このような時は、「雷神」にこだわらず、和やかな神格に頼りましょう。