時々年配の方から、「あの人は我(が)が強い」などと聞くことがないですか。
我が強いとは若い人には意味不明かもしれませんが、意地っ張りやワガママなどネガティブな意味で使われています。
果たしてそんな我が強い人と関わることは、スピリチュアル的にはどんな解釈ができるでしょうか。
「我が強い」のスピリチュアルでの象徴や意味
「我が強い」のスピリチュアルでの象徴や意味
難しい話なので簡単に要約すると、仏教世界で「無我の境地」とも語られることがあるように、我とは自分自身の根源的な意識のことです。
我が強いというのは、本来は自分の根源的意識の強さであります。
しかし現代社会では、自分を押し通す気持ちが強くて、意地っ張りな人のことを意味しています。
簡単に言い換えるとワガママであり、間違いを認めない、自分だけが利益を得たいなど、自分の意見をなんとしても貫き通したい人に使われています。
ワガママな人は周囲から見れば協調性や思いやりがないので、対立や喧嘩などのトラブルを起こして痛い目を見がちです。
また我が強いことは自分に対する自信の無さや、否定的に見られることに対する恐怖心の現れだと捉えることもできます。
「我が強い」のスピリチュアルメッセージ
「我が強い」のスピリチュアルメッセージ
自分の我が強い状態に気づいているなら、「自分勝手な人から思いやりを持てる人に変身できるよ」と、精神的な成長についてのメッセージになっています。
周囲に我が強い人がいたら、「ワガママを戒めよ」と伝えられているでしょう。
「我が強い」のスピリチュアル的な解釈
「我が強い」のスピリチュアル的な解釈
自分や周囲の我が強い状態を見て、どう対応するかによって精神的な成長につなげることができます。
そして意外な行動も、我が強いことに含まれているので、日常生活では気をつけたいものです。
「我が強い」いい意味での解釈
「我が強い」いい意味での解釈
何だか自分の我が強いなと感じ取ることがあったら、我が強い状態を引っ込めるコントロールをできるようになるはずです。
周囲の人に対して優しく接してみると、我の強さは次第と薄れて対人関係で上手く行くことになります。
自分や周囲の我の強さの問題点に気がつくと、無我の境地に至るなど悟りを開くことにも繋がるでしょう。
自らの苦悩を瞬時に解決してポジティブに考える人に近づくことができます。
「我が強い」悪い意味での解釈
「我が強い」悪い意味での解釈
世の中はどうしても他人事だと捉えがちですが、我が強いことに気づけない人を放置することもまた、我が強いことの現れでもあります。
例えばイジメを目撃しても止めようとしなかったり、近所でゴミが散乱しているのを無視したりと、我関せずのような状態になることも我が強い状態に含まれているのです。
まとめ
まとめ
世の中で指摘される我が強い状態とは、実は本人が成長するための通過儀礼のようなものでした。
しかし我が強いことに気づいて、行動に移せるかどうかは自分次第です。
難しいことですが、我が強いことを改められたら、今の生き辛さからも抜けられるかもしれませんね。