値上がり程には収入の増えない昨今、「無料」は、心惹かれる言葉です。
一方「タダより高いものはない」といった言い回しもあります。
ここでは、「無料」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「無料」のスピリチュアルでの象徴や意味
「無料」のスピリチュアルでの象徴や意味
世の中に存在する「無料」商品で、本当に対価を必要としないものはありません。
前後で支払う料金に上乗せされているか、あなたの個人情報、労働力、広告を見る事、などが対価になっているだけです。
図書館などの公共サービスは、非課税世帯でも利用出来ますが、あなたが低賃金で働くからこそ、経営者が納税出来るほど利益が上げられている、とも言えます。
つまり経済で見る限り、「無料」に大した利点はありません。
一方、スピリチュアルな場面の「無料」は、対価が魂の修行成果です。
わかりやすい例は、仏教の托鉢でしょう。
人々は物質的な対価なし、つまり「無料」で食べ物やお布施を僧侶に与えますが、功徳として良いカルマが積まれ、魂の修行が進むのです。
「無料」のスピリチュアルメッセージ
「無料」のスピリチュアルメッセージ
「無料」でものをやり取りした時の感情にメッセージは顕れます。
物品に限らず、金銭や労働力などが、交換ではなく片方に動いた状態といった意味になります。
「無料」のスピリチュアル的な解釈
「無料」のスピリチュアル的な解釈
「無料」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「無料」いい意味での解釈
「無料」いい意味での解釈
「無料」でものをやり取りした時、相手を助けられて良かったと思う、くれた相手へ深い感謝の気持ちを抱く、得たものが自分にとって本当に必要なものだった、別の誰かに対して同じように「無料」で与えたい気持ちになる、といった場合は良い意味です。
その「無料」のやり取りは、あなたの魂の修行となっています。
得たものは、あなたが必要とするため、運命が巡り合わせたものです。
感謝して使い、次に困る人を見た時、同じようにしてあげましょう。
「無料」悪い意味での解釈
「無料」悪い意味での解釈
「無料」のサービスや物品をしばしば利用しているが、不要なものまで貰ってしまう、後から料金が必要と分かりトラブルになった、「無料」配布のものは限界まで貰う、「無料」で人に何かしてあげるが、お返しが足りない人とは関係を断つ、といった場合はあまり良い意味ではありません。
あなたは「無料」で得しようと頑張っていますが、無駄な努力です。
経済的「無料」は、常に売り手が得する仕組みと理解しましょう。
「無料」のものを目にした時、まず自分の感性と向き合い、「定価でも欲しい」と思えた時、同じ物を別の店で買いましょう。
感性を磨く事で、物以外の重要なものにも気付けるようになっていきます。
まとめ
まとめ
「無料」のものは、経済的に得する可能性は薄いですが、スピリチュアル的には魂の修行となります。
良い意味としては、良いやり取りで魂が磨かれた状態です。
悪い意味としては、経済的に得しようと無駄に努力している状態です。
このような時は、感性と向き合い、「定価でも欲しい」と思えたものだけ、別の店で買いましょう。
これによって、感性は磨かれていきます。