黄緑の体に透明な羽根をもつクサカゲロウは、夏~秋によく見かけられる昆虫です。
見た目がとても綺麗なので目を引く虫であり、古代から仏教の教えにも関わっている神聖な存在でもありました。
クサカゲロウはスピリチュアル的に見ても、非常にポジティブな存在なのです。
「クサカゲロウ」のスピリチュアルでの象徴や意味
「クサカゲロウ」のスピリチュアルでの象徴や意味
仏教の経典に登場する憂曇華(うどんげ)は、如来が3,000年に一度現れる時に咲くという伝説の花です。
クサカゲロウの卵は憂曇華と呼ばれているために、クサカゲロウの存在自体が如来のご利益を得られることの象徴になっています。
他の羽虫同様、クサカゲロウは人の魂を運ぶと信じられてきた虫です。
卵、幼虫、蛹、成虫と変化をするので、変化や進化の象徴でもあります。
クサカゲロウの幼虫(アリマキジゴク)と成虫は、アブラムシを捕食する益虫です。
そのため古来より、農家にとっても幸福をもたらす縁起がよい虫となっていました。
「クサカゲロウ」のスピリチュアルメッセージ
「クサカゲロウ」のスピリチュアルメッセージ
何処かでクサカゲロウに出会った時には、如来さまから「あなたに幸福をもたらすよ」というメッセージを受けているでしょう。
また憂曇華を見つけることがあった場合も、同様のメッセージになっています。
「クサカゲロウ」のスピリチュアル的な解釈
「クサカゲロウ」のスピリチュアル的な解釈
どのような状況でクサカゲロウに出会ったかによって、違った解釈を導くことができます。
クサカゲロウの場合はとてもポジティブな意味ばかりが揃っているようです。
「クサカゲロウ」いい意味での解釈
「クサカゲロウ」いい意味での解釈
もしクサカゲロウがふわふわと飛んで来たり体に止まったなら、近い将来に良いことが起きる前兆である解釈ができます。
クサカゲロウがつがいでいるなら、恋愛が上手くいくとか出会いがあるというサインと捉えてみてください。
クサカゲロウの卵(憂曇華)を見つけた時も、近いうちに良いことが起きる知らせです。
そしてクサカゲロウの死骸を見たとしても、決して悪く捉える必要はありません。
クサカゲロウの死骸は過ぎ去った時を表し、希望ある新たなステージの始まりを意味しているためです。
「クサカゲロウ」悪い意味での解釈
「クサカゲロウ」悪い意味での解釈
蜘蛛にクサカゲロウが捕食されている姿を見た場合には、人生の試練やトラブルの予兆になるかもしれません。
いつもより周囲に気を配ったりして、気を付けて過ごしてみると良いです。
まとめ
まとめ
とても見栄えが良いクサカゲロウは、出会った人に幸福をもたらしてくれる虫でした。
仏教で最高位の如来のご利益があると知れば、クサカゲロウに対する見方も違って来るようです。
縁起の良い成虫と憂曇華を、ぜひ身近で探してみてください。