何かの虫を殺してしまうことは、誰にでもあることです。
飛んで火に入る夏の虫と言いますように、どんなに気を付けていても虫の類は勝手に殺されに来るのですから。
そんな虫を殺すという出来事ですが、スピリチュアル的に見ると善悪入り乱れた意味があるようです。
「虫を殺してしまった時」のスピリチュアルでの象徴や意味
「虫を殺してしまった時」のスピリチュアルでの象徴や意味
何らかの生命を殺すことは仏教では最大の罪とされ、人を殺せば大殺生戒、虫を殺しても小殺生戒として罰を受けると言われるほどです。
しかし現実的には人が歩くだけで地面の虫を踏み潰すし、細かい虫や微生物は食べ殺すこともあり、虫を殺さず過ごすことは不可能。
だから殺生戒とは無理難題であり、きっと命の尊さを説明するための戒律なのでしょう。
虫を無意識に殺したら仕方のないことで、魂は天に帰り、死体は大地や鳥の養分になり役立つはずです。
虫を殺しても自分の体を守る目的で悪意がなければ、悪事と考える必要もありません。
例えば家にシロアリが出れば家屋が潰れ命の危機があるので、むしろ駆除することが必要です。
一方で世の中には神の使いや益虫という虫もいて、それを殺せば罰当たりや不幸を招くと言われています。
「虫を殺してしまった時」のスピリチュアルメッセージ
「虫を殺してしまった時」のスピリチュアルメッセージ
もしあなたが無意識に虫を殺しても「気に病む必要もないよ」であり、意識的に害虫を殺したら「身を守るため必要なことだったよ」というメッセージです。
しかし神の使いや益虫を意図的に殺せば「悪いことを招くから気をつけて」とのお知らせになります。
「虫を殺してしまった時」のスピリチュアル的な解釈
「虫を殺してしまった時」のスピリチュアル的な解釈
なにかの虫を殺すことがあっても、気にしないのが一番です。
しかし気になるならば、必要な行動を取ることで不安を解消していくのが良いでしょう。
「虫を殺してしまった時」いい意味での解釈
「虫を殺してしまった時」いい意味での解釈
無意識になにかの虫を殺したことに気づいたなら、感謝を伝えたり、成仏してください、南無阿弥陀仏などと伝えることです。
それによって後に悪影響を引きずることがなくなります。
殺した虫がシロアリやゴキブリなどの害虫だった場合、心身や家に悪影響を与えるので当然の報いではありましたが、同様の思いを伝え適切に処分するのが良いでしょう。
その虫を殺す出来事は、邪気が溜まっていたので、今が掃除をすべき時だというお知らせだったのかもしれません。
虫を殺した機会にはかならず掃除をして清浄な状態を心がけることで、人生に転機がもたらされたり幸福を招くことにもなります。
「虫を殺してしまった時」悪い意味での解釈
「虫を殺してしまった時」悪い意味での解釈
もし意図してカナブンといった神の使いの虫を殺してしまった場合、幸福を消し去り不幸を招くことになるかもしれません。
そんな時も浄化を心がけたり、神社に参拝して運気を高める必要があります。
まとめ
まとめ
ある時に何かの虫を殺してしまったら、それは気に病む必要もないことで、ある時は身を守るために必要なことでした。
虫を殺してしまうことがあったら、感謝を伝え成仏してくださいなどと拝んでみると良いでしょう。
しかし神の使いの虫を意図的に殺してしまうのは良くないことなので、気を付けてください。