これまでにアネモネの花を育ててみたことがありますか。
アネモネはイチリンソウ属の可憐な花で、南欧や地中海方面が原産地です。
日本ではボタンイチゲやハナイチゲなどとも呼ばれています。
そんなアネモネは、調べてみればとてもスピリチュアル的な意味を持っている花でした。
「アネモネ」のスピリチュアルでの象徴や意味
「アネモネ」のスピリチュアルでの象徴や意味
不思議なアネモネという名は、ギリシア語で風を意味しています。
ギリシア神話では神々に殺された美少年アドニスの象徴的な花で、アドニスの血により赤いアネモネが生まれたと伝わってきました。
アネモネの花言葉は恋愛や希望に関係するものが複数あるのですが、白、赤、ピンク、青、紫などの色によって違う意味になります。
また西洋でアネモネは邪気を払う花であり、良い兆候をもたらす花であり、病気を防ぐお守りとして信じられていました。
一方で東洋では、日が当たらなくなると閉じることで不吉な花として見られてきた経緯があるため、西洋とは全くの別物になっています。
「アネモネ」のスピリチュアルメッセージ
「アネモネ」のスピリチュアルメッセージ
あなたが西洋の言い伝えを信じるならば、アネモネがもたらしてくれるメッセージは「邪気を払って幸福を与えるよ」というものです。
そして「チャンスがやってくるよ」とも伝えられることになります。
「アネモネ」のスピリチュアル的な解釈
「アネモネ」のスピリチュアル的な解釈
西洋のアネモネの習慣を重視するなら、あなたにとって縁起の良い存在になります。
しかし東洋でアネモネを飾ることには注意が必要です。
また素手で花を触ることは、気をつけるべき理由が存在していました。
「アネモネ」いい意味での解釈
「アネモネ」いい意味での解釈
紫色のアネモネは、もっとも縁起がよいものです。
花言葉は「あなたを信じて待つ」というもので、紫は高貴で感動をもたらします。
もし部屋に飾り付けたら、邪悪なものから身を守るという意味では最高の色です。
そしてピンクのアネモネは恋心を象徴するものであり、もし結婚式や贈り物とすれば喜ばれるでしょう。
赤のアネモネの花言葉は「恋の苦しみ」や「嫉妬の為の無実の犠牲」というものがあり、人の死に繋がると言われています。
しかし赤は不幸な死を経験した人に贈るのであれば、赤は相応しいと言える色です。
白のアネモネは西洋では純真さや邪気を払うことの象徴的な花であり、飾ってみれば人々に喜ばれることになります。
「アネモネ」悪い意味での解釈
「アネモネ」悪い意味での解釈
中国を始めとする東洋ではそもそも不吉な花ですが、白は特に死や病を象徴する花となります。
白を飾り付けると毛嫌いする人もいることに気をつけてください。
そしてアネモネには全草にプロトアネモニンと呼ばれる毒があり、茎や葉を素手で触れると皮膚炎や水疱を起こしてしまうことがあります。
運気を低下させることになるので、取り扱いは要注意です。
まとめ
まとめ
可憐さを醸し出しているアネモネは、邪気を払い幸福をさずかる縁起物でした。
色が違うとまったく別の意味が出てくるので、贈り物にするならよく考えて選んでみたいですね。