鏡とは自分や周囲を映し出すための道具であり、この世界にはありふれています。
手鏡、姿見などさまざまにあって、どんなお宅でも必ず1つや2つは使っているはずです。
しかし鏡とは古代から単なる日用品ではなく、神秘をもたらすスピリチュアル的な威力を持つアイテムとして重視されてきました。
「鏡」のスピリチュアルでの象徴や意味
「鏡」のスピリチュアルでの象徴や意味
むかしからすべての鏡は、神気や霊力が宿る特別なものと信じられてきました。
三種の神器の八咫鏡(やたのかがみ)は、神さまとの繋がりを示す象徴的なものです。
鏡は邪気を払い魔物を寄せ付けない祭祀具ともなり、人間の模範となる人を鑑(かがみ)と言うなど良い意味がありました。
一方で鏡にはネガティブな意味と役割も存在しています。
古来より鑑はこの世と異世界を繋ぐものと言われ、神秘の力を引き出す祭祀具でした。
そのため魔術に欠かせない道具であり、「白雪姫」では鏡に悪魔が憑いている場面があるように、使い方次第では地獄や悪魔に通じるものとされていたのです。
「鏡」のスピリチュアルメッセージ
「鏡」のスピリチュアルメッセージ
もし鏡を正しく使うのなら「あなたの邪気を払って幸福を呼び込むよ」「映し出される人や場所を浄化するよ」というメッセージがあります。
しかしネガティブな使い方をしている場合は、その真逆になってしまうでしょう。
「鏡」のスピリチュアル的な解釈
「鏡」のスピリチュアル的な解釈
普段からどうやって鏡を使用して行くかは、人生の方向性や運気を高める上でも重要なことです。
そして鏡には絶対にやってはいけない使い方もあるので、気をつけてください。
「鏡」いい意味での解釈
「鏡」いい意味での解釈
鏡に自分の姿を正しく映し出すことで、エネルギーを高めたり邪気を反射して人生を好転させます。
例えば壊れている鏡は使わない、くもりや汚れは掃除しておく、明るい場所で自分を映し出すといったことが大切です。
また鏡は四角いものを選ぶほうが、邪気を跳ね返す力が強くなると言われています。
玄関が鬼門の北や西の方角にあると邪気が入りやすいと言われているので、跳ね返すための鏡を設置すると良いです。
そして祭壇に鏡が置かれた神社にお参りすると、神さまに願いが聞き届けられやすいと言われています。
自宅の鏡に祈願することでも、一定の効果があるかもしれません。
「鏡」悪い意味での解釈
「鏡」悪い意味での解釈
ずっと古い鏡や汚れたを使い続けることは、部屋の中に邪気や悪霊を呼び込むことに繋がります。
古い鏡は浄化したり交換することが必要です。
また「合わせ鏡の術」は止めるべきと言われています。
合わせ鏡をするとあの世や地獄に繋がるトンネル(霊道)ができ、悪霊を呼ぶとされるためです。
運気は低下するどころか、最悪な結果を招くかも知れません。
偶然に合わせ鏡のようになっている場合も、霊道ができるので鏡を移動させる必要があります。
まとめ
まとめ
鏡を正しく使うことは、神さまの力を得て、邪気を払って幸福を呼び込むことに繋がっていました。
しかし間違った使い方は不幸を呼び込むことに繋がってしまいます。
どんな鏡でも綺麗にして、健全な方向性で使ってみたいですね。