「ラベンダー色」とは、まるでラベンダーの花の色のような薄い紫色のことを指します。
ほのかに青みがかった薄紫は、柔らかい上品な印象を与えてくれる色です。
ビビッドな色ではないので、ファッションにもさり気なく取り入れやすい色と言えます。
色の名前から、すぐにあたり一面に広がるラベンダー畑を思い浮かべる方もいるかもしれません。
今回は、「ラベンダー色」が持つスピリチュアルな意味を詳しく解説します。
「ラベンダー色」のスピリチュアルでの象徴や意味
「ラベンダー色」のスピリチュアルでの象徴や意味
「ラベンダー色」が持つスピリチュアルな意味としては、「霊性」や「高次元」、「真理」、「変容」などがあります。
紫という色は、古今東西「崇高な色」として愛されてきました。
聖徳太子が定めた「冠位十二階」では、冠の色で階級を区別して表していましたが、ここでも紫は最も高い位を示す色だったのです。
また、現在でも仏教において上位のお坊さんが身につける法衣は、緋色や紫色としている宗派が多くあります。
「ラベンダー色」のスピリチュアルメッセージ
「ラベンダー色」のスピリチュアルメッセージ
紫は、邪気を払い身を護る色でもあり、ヒーリング効果が高い色です。
また、ストレスを和らげて気持ちをリラックスさせてくれるとも言われています。
そんな「ラベンダー色」が持つスピリチュアルメッセージは、「魂の成長」や「変化するときが来ています」というものです。
ラベンダー色に惹かれるときは、癒やしを求めているときや、あなたの魂が次のステージに進むタイミングなのかもしれません。
「ラベンダー色」のスピリチュアル的な解釈
「ラベンダー色」のスピリチュアル的な解釈
「ラベンダー色」には、様々なスピリチュアル的な解釈があります。
ここからは、「ラベンダー色」のいい意味での解釈と悪い意味での解釈の両方をご紹介しましょう。
「ラベンダー色」いい意味での解釈
「ラベンダー色」いい意味での解釈
「ラベンダー色」は、「霊性の高まり」や「次の段階に進む」という意味を持ち、邪気から払い魔から身を守る効果がある色とされています。
神秘性を意味する色でもあり、ミステリアスな雰囲気を表すカラーでもあるのです。
紫は、赤と青が混ざり合ってできているので、二面性や複雑さを表す色とも捉えられています。
美しさや上品さ、女性性などを表し、おしゃれで大人っぽいイメージもある色です。
「ラベンダー色」悪い意味での解釈
「ラベンダー色」悪い意味での解釈
「ラベンダー色」の悪い意味での解釈としては「毒」や「死」を連想させる色とされている面もあります。
なぜそのようなイメージが定着したのか、明確な理由はハッキリとはしていません。
例えばイタリアでの喪服の色は黒ではなく紫とされていることや、この色が持つ神秘的な雰囲気が恐ろしいイメージにも繋がってしまったといった理由が考えられます。
しかし、「ラベンダー色」が必ずしも不吉な色であるということではなく、身につけると良くないことがあるというわけでもありません。
まとめ
まとめ
今回は、「ラベンダー色」のスピリチュアル的な意味や解釈をご紹介しました。
「ラベンダー色」は、神秘的で高貴な色であり、悪いものから身を守ってくれる色です。
ネガティブな解釈もいくつかご紹介しましたが、これは多面的な紫が持つ一つの側面として捉えてください。