奈良の吉野山の金峰山寺(きんぷせんじ)は役小角(えんのおづぬ)が開山した名所ですが、人々の注目を集めるのが脳天大神龍王院です。
金峯山寺の官庁だった五條覚澄大僧正が昭和26年に創建した寺院で、金峯山寺蔵王堂より450段の階段を降った先にあります。
脳天にご利益があるという、スピリチュアルな名所の魅力をご紹介です。
「脳天大神」のスピリチュアルでの象徴や意味
「脳天大神」のスピリチュアルでの象徴や意味
創建前に覚澄氏が当地で頭が割れた蛇を見つけたので丁重に葬ると、蛇が何度も枕元に出て、頭の守護神として祀れとの霊言を受け取り、さらに蔵王権現からの霊言を受けとったことに由来するとのことです。
そのために本尊として祀られる脳天大神の正体は、蔵王権現であり蛇神さまということになります。
脳天大神は脳みその守護神であり、拝むことで入試に合格でき、学力が向上し、頭痛や頭の病などの平癒に繋がるとのことです。
「脳天大神」のスピリチュアルメッセージ
「脳天大神」のスピリチュアルメッセージ
もし脳天大神にお参りしたいと思ったら、「頭を良くして学業成就に導くよ」とか「頭の病気が良くなるよ」という神さまからのメッセージです。
実現してみるのが最善でしょう。
「脳天大神」のスピリチュアル的な解釈
「脳天大神」のスピリチュアル的な解釈
本殿には御本尊の脳天大神像だけでなく、幾つかの名所や名物もあります。
ご利益を高めていくためにも、脳天大神の名所と名物の全てを試すのが良いです。
「脳天大神」いい意味での解釈
「脳天大神」いい意味での解釈
車で訪れることも可能ですが、長い階段を下って歩いて向かうことで、ご利益が高くなると言われています。
脳天大神に拝むなら、自分の希望や悩みを明瞭に伝えることが肝心です。
また本殿右側にお百度参りの名所があります。
一人で百度踏むことで、脳天大神に願いが届くとのことです。
複数の人数で分担して百度を達成しても良いというので、試してみてください。
休憩所ではゆで卵が提供されますが、これは脳天大神の守護が、卵を好む蛇であることが理由です。
ゆで卵をいただくと、脳天大神の加護を得られることになります。
社務所では脳天大神のお守りも授与しています。
指輪守は常に頭の良い状態を保ち、頭の守護を得られるというので手に入れて見るのが良いです。
「脳天大神」悪い意味での解釈
「脳天大神」悪い意味での解釈
金峯山寺に向かう吉野ロープウェイは運休日があり、動かない場合は吉野駅から長い距離を歩くことになるので気をつけてください。
しかも往復900段の石段があるので、準備を怠って訪れたら怪我を招きかねません。
まとめ
まとめ
吉野の脳天大神とは頭を良くして学業の成就に導き、頭の病気を治してくれる、ありがたいパワースポットでした。
境内は金峯山寺であり、見どころが多数あります。
吉野山の観光と合わせた参拝を考えてみてください。