人類は古代から火を用いていましたが、火起こしに必須なアイテムだったのが火打石です。
現在では一部の人しか使わないものになりましたが、実は現在でも厄除け効果が得られると信じられています。
どうしたら火打石からスピリチュアルな効果を得られるのか、その方法に迫ってみましょう。
「火打石」のスピリチュアルでの象徴や意味
「火打石」のスピリチュアルでの象徴や意味
むかし倭建命(やまとたけるのみこと)が焼津で火攻めに遭った時、倭姫(やまとひめ)からもらった火打石を使って迎え火を放ち、草薙の剣を用いて難を逃れたと伝わっています。
日本では古代から火は厄除けや身を清める効果があるとされましたが、特に火打石から出る火花は穢れがないとして好まれたようです。
火打石を打って火花を出すことは切り火(鑽火)と呼ばれ、江戸時代には一般庶民の愛大での魔除けのおまじないになっていました。
時代劇を見れば、出かける人の背に火打石を打つ場面が見られますが、それは無事帰れますようにとか、悪いことが無く、幸福に恵まれますようにという願いをこめた行為であるのです。
今でも昔ながらの演芸や職人など、毎朝切り火の厄除けをする風習が残る世界も存在しています。
「火打石」のスピリチュアルメッセージ
「火打石」のスピリチュアルメッセージ
もしあなたが火打石を手に入れたいと思うなら、「いつも火打石で邪気を払って幸福を得て」とか「御守として必要だよ」というメッセージです。
すぐに入手してみるのが良いでしょう。
「火打石」のスピリチュアル的な解釈
「火打石」のスピリチュアル的な解釈
取り寄せた火打石は正しい方法で使って行くことで、そのご利益が大きなものになります。
自分のためだけでなく、人のために使う方法も実践してみるのが良いです。
「火打石」いい意味での解釈
「火打石」いい意味での解釈
正しい火打石の切りは、利き手に火打石、反対側に火打金を持ち、2〜3回素早く打って火花を散らすというものです。
出勤や旅行などの外出の時や、嫌なことを避けたい時、または受験などの重要な局面で切り火を行ってみるとよいです。
自分のために使う場合は浄化を進めたい場所で切り火をしたり、自分の持ち物に切り火をします。
あるいは火打石を御守として身につけることでも、厄除けの効果が期待できそうです。
人に対して使う場合には、むかしから出かける人の右肩に切り火をすると、効果が高いと言われています。
また身近な人に火打石を贈ることは縁起が良いとされているので、プレゼントに選んでみても良いでしょう。
「火打石」悪い意味での解釈
「火打石」悪い意味での解釈
普段から悪ふざけで火打石を使えば、逆に不運を招くので気をつけてください。
人に近づけ切り火すれば火傷や人を怒らせるトラブルがあり、燃えやすい場所で使えば火災を招くかもしれません。
まとめ
まとめ
古くから使われた火打石は火起こしの道具であるだけでなく、厄除けをもたらす縁起物でもあるのでした。
切り火をすることで邪気を祓い、幸福を得ることになります。
御守としても良いので、気になったら手に入れてみてください。