人生の中で、朔旦冬至(さくたんとうじ)を祝った経験があるでしょうか。
これは奈良時代の天武天皇の頃からの行事であり、とても縁起が良い吉日であるとされてきました。
朔旦冬至とは果たして何なのか、どうしたらどんなスピリチュアルな効果があるのかをご紹介します。
「朔旦冬至」のスピリチュアルでの象徴や意味
「朔旦冬至」のスピリチュアルでの象徴や意味
冬至は二十四節気の最初で、一陽来復を得られることで縁起が良いとされ、死に最も近い日のために無病息災が祈願されていました。
その中でも朔旦冬至とは、19年7ヶ月に1度だけ朔(新月)と旦(最初の太陽)の復活が重なる日であるため、地球上で特別な吉祥を得られる日と信じられていたのです。
朔旦冬至は古代の天皇が取り仕切る国家行事であり、盛大なお祭りがされたり、恩赦、免税、叙位を行うこともありました。
そのため朔旦冬至を祝うことは日月のエネルギーを受け取ることができ、運気が上昇したり厄除けや無病息災を得たり、願いが叶えられる日として重視されて来ました。
前回は2014年でしたが、次回は2033年、2052年ということなので、元気でいられたら朔旦冬至を祝うこともできるでしょう。
「朔旦冬至」のスピリチュアルメッセージ
「朔旦冬至」のスピリチュアルメッセージ
もしあなたが朔旦冬至を祝いたいと思うなら、「特別なエネルギーを得て心身を向上させて」「健康になれるよ」「願い事が叶えられるよ」というメッセージでしょう。
ぜひ次の朔旦冬至に期待してみてください。
「朔旦冬至」のスピリチュアル的な解釈
「朔旦冬至」のスピリチュアル的な解釈
朔旦冬至を祝う方法は、古来よりある冬至の風習と同様でも宜しいです。
しかしそこに特別な行動を取り入れることで、ますます朔旦冬至のエネルギーを受け取りやすくなります。
「朔旦冬至」いい意味での解釈
「朔旦冬至」いい意味での解釈
その当日には太陽と月を見ることで、活力や運気やスピリチュアルな力など様々なエネルギーを高め、心を浄化したり所願成就を実現する効果は大きいです。
早起きして朝日を眺めるのでも、夕日と月を一緒に眺めるのでもご利益を得られるでしょう。
冬至には、冬至の七種と呼ばれる「ん」が付く食べ物(人参、金柑、うどん、南京(かぼちゃ)、寒天、蓮根、銀杏)の七種を食べるのが良いと伝えられてきました。
また小豆、ゆず、けんちん汁を食べる風習もあります。
これらの食品によって邪気を祓い、免疫力が上がって病気にならないとのことです。
朔旦冬至には必ずゆず湯を実現すれれば、癒やしと浄化の効果は大きくなります。
身近な神社で一陽来復御守をいただくこともおすすめです。
「朔旦冬至」悪い意味での解釈
「朔旦冬至」悪い意味での解釈
もし朔旦冬至を迎えても何とも思わずお祝いしなかったら、特別なご利益をいただくことは難しいかもしれません。
まとめ
まとめ
古代からお祝いされていた朔旦冬至は、日と月の復活の日であり、特別なエネルギーを得られる日なのでした。
冬至の七種の食べ物や小豆やゆずを食事や生活の中に取り入れてみましょう。
そして日と月を拝んで、健康や願いを叶えるためにお祈りをしてみるのが良いでしょう。