通常の大黒天よりもずっとご利益が高いという、三面大黒天を知っていますか?
これは大黒天に顔が3つある姿をしていて、かつて日本を統治した豊臣秀吉が念持仏として崇拝していた仏様です。
まだ知らない人も多い、三面大黒天のスピリチュアルな力に迫ってみることにしましょう。
「三面大黒天」のスピリチュアルでの象徴や意味
「三面大黒天」のスピリチュアルでの象徴や意味
よく知られている七福神は平安時代の頃に日本に入ったとされ、七福神を参拝することで7つの苦難の除去と7つの幸せが得られると信じられてきました。
三面大黒天は七福神のうち、大黒天、毘沙門天、弁財天の3天を合わせた姿をしています。
そのためご利益も通常の大黒天の3倍あり、大黒天の五穀豊穣や商売繁盛、毘沙門天の厄除けや勝運や縁結び、弁財天の学問や芸能や財運をさずかることができると信じられてきました。
しかも豊臣秀吉が信仰したので、出世運が強いと言われています。
そのため加藤清正など多くの武士も信仰してきた神さまです。
「三面大黒天」のスピリチュアルメッセージ
「三面大黒天」のスピリチュアルメッセージ
もしあなたが三面大黒天を拝みたいと思うなら、「あらゆる願いが叶えられるよ」「お金に困らなくなるよ」「仕事が上手く行って出世するよ」というメッセージです。
是非実現してみてください。
「三面大黒天」のスピリチュアル的な解釈
「三面大黒天」のスピリチュアル的な解釈
実際に三面大黒天のご利益を受け取る方法は、様々にあります。
最も簡単なのは三面大黒天を思い浮かべて祈願する方法ですが、ご神徳を高めるならば仏像を得たり、お寺に参拝する方法も考えてみてください。
「三面大黒天」いい意味での解釈
「三面大黒天」いい意味での解釈
三面大黒天にお参りをしてから物事に取り組めば、良い結果を得られると言います。
三面大黒天をスマホで撮影し、待ち受けにするのもおすすめです。
また三面大黒天像を自宅に飾ると、そのご神徳が高くなると言います。
大黒天を祀る場合には、綺麗に掃除をした明るい場所を選び、大人の目線より高い場所に南向きか東向きに置くと良いでしょう。
三面大黒天の前でお金を半分に畳んで、何百倍にもなったことを想像してから財布に入れるとお金が増えるとの話もあります。
また三面大黒天のお寺に参拝すれば、御利益を高めることになります。
最澄に縁の三面大黒天がある比叡山延暦寺大黒堂、秀吉の菩提寺である京都東山の圓徳院が有名です。
圓徳院では希望すれば三面大黒天像の入手もできるとのことです。
「三面大黒天」悪い意味での解釈
「三面大黒天」悪い意味での解釈
もし家に三面大黒天を飾るにしても、ホコリだらけになるようではご利益も得られなくなってしまいます。
1度拝みだしたらずっと大切にしていかなければ罰当たりです。
まとめ
まとめ
七福神のうち3天が融合した三面大黒天とは、あらゆるご利益をもたらし、出世もできるというありがたい神さまでした。
自宅で祈願しても良いですが、秀吉に縁のある三面大黒天のお寺も拝んでみたいものです。