古来より京都で信仰されてきた、大山咋神(おおやまくいのかみ)をご存知ですか。
この神さまは山の神とは言いますが、じつはそれだけではありません。
スピリチュアル的に見ても効果が高いという、大山咋神の本来の役割とご利益について詳しく解説します。
「大山咋神」のスピリチュアルでの象徴や意味
「大山咋神」のスピリチュアルでの象徴や意味
「古事記」によるとこの神は元々は近江国の日枝山(比叡山)に起源があり、大津市の日吉大社が大山咋神の総本社と伝わっています。
「くい」とは杭であり、大きな山に杭を打つということで山の地主神だといいます。
山は水を生み出すところであり、農業や水源を守る重要な神さまでした。
大山咋神は丹塗の鳴鏑(なりかぶら)という音が出る矢に姿を変えて、京都の玉依姫に出会って子供をもうけたと伝わります。
そのことから縁結びの御利益もあるとのことです。
また大山咋神は厄除けや方位除けの力が強いと知られています。
「大山咋神」のスピリチュアルメッセージ
「大山咋神」のスピリチュアルメッセージ
もしあなたが大山咋神を拝みたくなったら、「縁結びがもたらされるよ」とか「悪いことを除け幸福を得られるよ」とのメッセージです。
また「山の恵みが得られるよ」などメッセージもあります。
「大山咋神」のスピリチュアル的な解釈
「大山咋神」のスピリチュアル的な解釈
今から大山咋神の神社にお出かけしてみるのが一番です。
そして大山咋神の神社では確実にやっておきたいこともあるので、試してみてください。
「大山咋神」いい意味での解釈
「大山咋神」いい意味での解釈
まずは近くにある、大山咋神の神社を調べてみてください。
京都の松尾大社、日枝神社、日吉神社、山王神社など各地にあります。
総本社である滋賀の日吉大社に行くと、ご利益がとても高いと言います。
大山咋神のお守りを手に入れることで、そのご神徳をずっと維持することができるでしょう。
特に注目したいのが、大山咋神の眷属である「まさる」のお守りです。
まさるは魔去るや勝るなどに関連づいており、厄除けと勝運がとても強いものになります。
また大山咋神を祀る山に登る前には、この神に参拝してみると良いです。
そうすると山の中での災害に合わないことになります。
「大山咋神」悪い意味での解釈
「大山咋神」悪い意味での解釈
もし大山咋神が何の神であるかを知って参拝しなかったら、ご利益は得られないかもしれません。
また大山咋神の山で参拝しなければ、山の安全は得られないかもしれないので気をつけましょう。
まとめ
まとめ
比叡山の大山咋神とは、縁結びや厄除けや山の安全が得られる、ありがたい神さまでした。
全国に大山咋神を祀っている神社は数多くあります。
機会があれば、総本社である日吉大社にも参拝してみてください。