「トランス状態」とは、顕在意識と潜在意識の中間状態を指します。
アニミズムの神降ろしのイメージが強いですが、眠る直前や酩酊時などにも見られます。
ここでは、「トランス状態」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「トランス状態」のスピリチュアルでの象徴や意味
「トランス状態」のスピリチュアルでの象徴や意味
トランスとは、ラテン語の「反対側」「越えて」「変えて」という接頭辞です。
日本語で「変性意識状態」と呼ぶものの1つで、究極的には瞑想などで至る境地の1つです。
顕在意識は様々なしがらみや、建前の価値観に縛られますが、「トランス状態」では、それらが眠っており、精神や魂が開放された状態と言えます。
「トランス状態」のスピリチュアルメッセージ
「トランス状態」のスピリチュアルメッセージ
「トランス状態」に陥った時の感覚にメッセージは顕れます。
「トランス状態」への、極度の憧れという形で顕れる場合もあります。
尚、泥酔などで「トランス状態」に入っても、覚醒後の強烈な不快感で感情が上書きされるため、メッセージが記憶される事はほぼありません。
「トランス状態」のスピリチュアル的な解釈
「トランス状態」のスピリチュアル的な解釈
「トランス状態」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「トランス状態」いい意味での解釈
「トランス状態」いい意味での解釈
「トランス状態」に入った後、呆気ない感じ、すっきりした感じ、力に溢れる状態などが訪れる場合、良い意味です。
魂が開放された事で、パワーが取り込まれると同時に、しがらみで固着化された意識が一旦リセットされた状態です。
直後に何か行動すると、本来のあなたのパフォーマンスが発揮出来るでしょう。
尚、何も変わらない感じがする場合、普段から意識に裏表がなく、常に柔軟でパワフルに保てているという顕れです。
「トランス状態」悪い意味での解釈
「トランス状態」悪い意味での解釈
「トランス状態」の後、強い恐怖、極端な全能感、顕在意識や現世への嫌悪感、「トランス状態」に再び入りたいという強い欲求などが湧き起こる場合、悪い意味です。
魂が開放される事は、自由であるのと同時にあなたを守るものがなくなった状態でもあります。
アニミズム文化におけるシャーマンが、トランスによって異物である「神」を降ろせるのはこのためです。
つまり、「トランス状態」で悪いものと接触しかけた状態です。
強すぎる全能感は、それらに誘惑されている状態と言えるでしょう。
きちんと顕在意識に戻れており、過度に恐れる必要はありません。
良くないのは、「トランス状態」に依存する事です。
「トランス状態」への過度な憧れは、日々の生活の中に、顕在意識をリセットしたいような、大きなストレスを抱えているからではないでしょうか。
それを解消する事で、過度な憧れは収まっていくでしょう。
まとめ
まとめ
「トランス状態」は、顕在意識と潜在意識の中間で、魂が開放された状態を顕します。
良い意味としては、きちんと魂が開放され、パワーが得られ、視点がリセットされた状態です。
悪い意味としては、悪いものに接触しかけた状態、または日々のストレスの顕れによる依存傾向です。
このような場合、過度に恐れず、日々のストレスを解消する事で、「トランス状態」との距離が保てるでしょう。