「不感症」は、セクシャルな意味で語られる事が多い言葉ですが、スピリチュアルの分野では、感受性全般について当てはまります。
感覚は主観的なものであり、魂の影響を大きく受けるものです。
ここでは、「不感症」のスピリチュアルな意味や、向き合い方について、詳しく解説していきます。
「不感症」のスピリチュアルでの象徴や意味
「不感症」のスピリチュアルでの象徴や意味
「不感症」は、外部の刺激に対して、反応が鈍い事を表しますが、ここには2通りの意味があります。
すなわち、外部の刺激そのものの欠如。
つまり環境面で感情を動かすような存在や関係がない場合です。
もう1つは、内的な要因です。
精神が堅固で安定した状態である事を象徴します。
他に、成長段階の象徴でもあります。
蝶のサナギが、外の刺激に反応しないのと同じです。
「不感症」のスピリチュアルメッセージ
「不感症」のスピリチュアルメッセージ
物事に対し、感覚や感情が動かない事がメッセージになります。
セクシュアルな場面では、満足出来ない状態となります。
それ以外の感覚については、認識はしているものの、物足りず、時に何も感じないといった自覚になって表れます。
「不感症」は、一時的に発生する場合もあれば、長く鈍く続く場合もメッセージです。
「不感症」のスピリチュアル的な解釈
「不感症」のスピリチュアル的な解釈
「不感症」のスピリチュアル的な解釈は次の通りです。
「不感症」いい意味での解釈
「不感症」いい意味での解釈
外的な刺激によって徒に感情が動く事がない、精神が大きく安定した状態にあると解釈できます。
物事に動じず、本来の能力を充分に発揮出来る状態です。
恋愛の場面においては、外的なものに囚われず、相手を客観的に、深くまで見つめ直す事ができます。
その上で好ましいと感じられるなら、より愛情深い関係に成長していくでしょう。
「不感症」悪い意味での解釈
「不感症」悪い意味での解釈
「不感症」によって、恋人や周囲の人との関係に悪影響が出ていたり、あなたが悩んでいる時は、悪いメッセージです。
第一に、世界に対する無関心や拒絶と解釈出来ます。
その根底にあるのは期待しない事、すなわち絶望感であり、世界との断絶が進み、孤立して行く兆候です。
これは、現在あなたが接している周囲の関係に、大きなストレスを感じているという表れです。
恋人に対する「不感症」は、表に見えない不満が溜まった状態と解釈できます。
「あばたもえくぼ」という言葉もあるように、人の恋心は、時に感受性を歪めます。
良い方向に歪め過ぎて、本当は気に入らないものも受け容れている可能性があるのです。
このような場合、本来、感じている本心がある筈です。
自分を見つめ直し、本心に辿り着く事で、問題点が明らかになり、解決の糸口も掴めるでしょう。
まとめ
まとめ
「不感症」は、セクシュアルなものに限らず、感情が動かなくなった状態を表します。
良い意味としては、あなたが安定し、成長段階にあるという意味です。
悪い意味は、恋人や周囲の人との関係に、気付かないストレスが潜んでいる状態を表します。
自分を見つめ直す事で、解決に繋げられるでしょう。