誰もがご存知の縁起物と言えば、だるま(達磨)は見逃せない存在です。
お祭りなどでもお馴染みで、願いが叶うスピリチュアルなアイテムとして知られてきました。
達磨の意味や本来の使い方などを確かめてみてください。
「だるま」のスピリチュアルでの象徴や意味
「だるま」のスピリチュアルでの象徴や意味
5世紀に南インドで生まれた達磨大師は、仏法を学び中国へ渡って禅宗を開いた実在の僧侶です。
日本では鎌倉時代にその伝説が伝わり、達磨大師として寺院で信仰されるようになりました。
日本では座禅を9年続けて手足が腐ったとの伝説にちなみ、手足がなくて丸みを帯びた姿ですが、これは不倒翁と呼ばれる起き上がり小法師が起源です。
この姿は達磨大師の不撓不屈の精神を現し、赤い色は魔除け、災厄除けの意味があります。
しかし現在では多彩な色のだるまが作られ、商売繁盛や開運や安産などの違った意味を持つに至りました。
だるまは願掛けの人形でもあり、目入れには開眼や入魂を表すと言います。
だるまを手に入れたいのは、願いを叶えるべき時が来たことの現れなのでしょう。
「だるま」のスピリチュアルメッセージ
「だるま」のスピリチュアルメッセージ
もしだるまが欲しいと思ったなら、「あなたの願いが叶えられる時だよ」とか「魔除けを行って幸福を得て」というメッセージでしょう。
「不撓不屈の気持ちで邁進して」とも伝えられています。
だるまを手に入れて、幸福な方を目指してみてください。
「だるま」のスピリチュアル的な解釈
「だるま」のスピリチュアル的な解釈
自分にとって相応しい種類のだるまを見つけ、手に入れることが先決です。
そしてだるまを正しく使って飾ることによって、願いは叶うと言われるので、その方法を実践しましょう。
「だるま」いい意味での解釈
「だるま」いい意味での解釈
全国のだるまの80%を占める高崎だるまを始めとし、白河、福島など各地にだるまが存在します。
理想的だるまを探してください。
だるまの色で叶う願いは違います。
赤は魔除けや安全、白は目標達成や合格、黒は繁盛、黄は幸運、桃は安産や縁結び、青は才能、金は金運、紫は無病息災などの意味です。
各地のだるま市やお祭りで手に入れることもできます。
少林山七草大祭、厄除元三大師大祭、毘沙門天大祭、白河だるま市が、日本三大だるま市です。
目を入れるなら願い事を思い浮かべ、まず左目を入れます。
願いが叶ったら右目を入れましょう。
目入れの日は、大安や友引が良いと言われています。
普段は神棚などに飾るのがベストです。
「手も足も出ない状況」を乗り越えるなら、手足付きだるまが良いかも知れません。
「だるま」悪い意味での解釈
「だるま」悪い意味での解釈
もしだるまに魅了されてしまうと、達磨大師が憑くとの話があります。
瞑想に導かれることになりありがたいですが、人によっては好ましくないとも言うので気をつけて下さい。
まとめ
まとめ
古代の達磨大師にあやかった、願いを叶える縁起物がだるまです。
魔除けや商売繁盛など様々な意味を持っており、願いは目入れをすることで実現すると信じられてきました。
だるまが欲しいと思った時は願いが叶えられそうなので、ぜひ手に入れてみてはどうでしょうか。